2023年2月16日(木)
古堅氏 軍事要塞化ノー
我如古氏 国保繰り入れ
那覇市議会
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日本共産党の古堅茂治、我如古一郎両那覇市議は14日、市議会代表質問に立ちました。
古堅氏は、岸田政権が南西諸島へのミサイル基地建設、空自基地司令部の地下化など、沖縄を捨て石にする軍事要塞(ようさい)化を推し進めていると強調。外交的努力で戦争を防ぐことが必要だとして、「基地がある、軍隊がいると報復攻撃を受ける。市民を守るためにも自衛隊那覇基地は撤去すべきだ」と迫りました。
仲本達彦総務部長は「一定の防衛力の備えについては理解する」と答弁。古堅氏は、“戦争を二度と繰り返さないで”という強い願いが込められた沖縄県平和祈念資料館の展示の「むすびのことば」を紹介し、平和を希求する保革を超えた命(ぬち)どぅ宝・反戦平和、「沖縄の心」で、戦争国家づくりの政治を変えようと訴えました。
我如古氏は、国民健康保険税の負担軽減のために市が行っている一般会計からの繰り入れの継続を要求。知念覚市長は14年間で198億9千万円の繰り入れを実施し、来年度も10億円を繰り入れると述べ、「継続は今後も必要と考えている」と応じました。
子ども医療費の無料化で我如古氏は、国が「現物給付」(窓口払い無料)を実施する自治体に対し、国庫補助金の交付削減(ペナルティー)を続けていると批判。「ペナルティー廃止を強く国に求めるべきだ」と求めました。新垣淑博こどもみらい部長は「廃止を求めている全国市長会とともに要望を続けていきたい」と述べました。










