2023年2月15日(水)
緒方副委員長、独左翼党議員と会談
日本共産党の緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者は13日、ドイツ連邦議会の外交委員会代表団の一員として訪日中のドイツ左翼党セビム・ダーデレン議員と、東京都内で会談しました。小島良一国際委員会委員が同席しました。
緒方氏は、ドイツ左翼党の名誉議長を務めたハンス・モドロウ氏の死去に弔意を述べ、懇談した際の思い出を語りました。
会談では、ウクライナへのロシアの戦争が欧州とアジア、ドイツと日本にもたらしている各分野への影響や生活防衛のたたかいなどについて意見交換しました。
緒方氏は質問に答え、日本の安全保障政策の大転換の経過と実態、軍事だけでなく経済分野での米国の支配と圧力の強まり、これらに対するたたかいについて説明しました。
ダーデレン氏は、ウクライナ戦争での北大西洋条約機構(NATO)の危険な役割を告発し、欧州諸国が、軍事的加担を強めるもとで、米国への従属を深め、経済的にも著しく立場を弱めていると批判しました。また、欧州左翼が抱える課題についても紹介しました。
会談は、昨年11月のベルリンでの会談以降、ドイツ左翼党との最初の交流であり、今後も意見交換を強めていくことを確認し合いました。








