2023年2月14日(火)
軍拡・改憲よりくらしを
大阪 総がかり行動が集会
山下氏よびかけ
 （写真）コールに合わせて「９条改憲ＮＯ！」のポテッカーを掲げる参加者＝１２日、大阪市中央公会堂 |
「軍拡、改憲よりくらし、平和」―。全国総がかり行動実行委員会と、おおさか総がかり行動実行委員会が共催し１２日、大阪市中央公会堂で「おおさか総がかり行動２・１２ＫＡＮＳＡＩ集会」を開催しました。５００人を超える参加者が、コールに合わせていっせいに「９条改憲ＮＯ！」「東アジアに平和を！」のポテッカーを掲げ、「安保３文書」を実動させない決意を固め合いました。
政治学者の五野井郁夫・高千穂大学経営学部教授が、「安保関連３文書―防衛費倍増をどう考えるか」と題して講演。戦後の日本の安全保障政策の変遷をたどりながら、岸田政権がすすめる「安保３文書」と「防衛」費倍増には、台湾有事に日本を戦争に組み込み標的とすることを前提とする「日米一体化」のシナリオがあると、岸田政権は有権者に隠さず説明すべきだと強調しました。
立憲野党各党からアピール。日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員が「憲法９条を持つ日本が、ＡＳＥＡＮ（東南アジア諸国連合）と一緒に、戦争の心配のない東アジアをつくる先頭に立ってこそ、本当の安全保障政策だと大いに訴えて頑張ろう」と呼びかけました。
