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2023年2月8日(水)

武力で平和 作れません

東京・渋谷 宗教者ら宣伝

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(写真)岸田文雄政権の大軍拡方針に反対する声をあげる宗教者ら=7日、渋谷駅前

 岸田文雄政権が押し進める大軍拡に反対の声をあげようと7日、宗教者らが渋谷駅前で「武力で平和は作れません」と訴えました。25人が参加しました。

 主催は「平和をつくり出す宗教者ネット」など4団体。冒頭、「閣議決定で勝手に決めるな」「対話で外交」「軍事の暴走を止めよう」などのコールを行いました。

 東京都八王子市の浅川金刀比羅神社神主、奥田靖二さんは、「日本の自衛隊が海外に戦争を仕掛けて、何の得があるのか」と指摘。「最大の抑止力は、日本がどこの国にも攻撃をしないと宣言すること。攻撃する意図のない国を、攻撃してくる国はない」と強調しました。

 キリスト者の渡辺多嘉子さんは、「戦争状態にある国を見ればわかるが、ミサイルや核などの兵器を持つことでは、平和はやってこない。岸田政権が目指す軍備増強に反対の声をあげよう。みんながその声をあげれば、岸田首相も、大軍拡を通すことはできない」と訴えました。

 日本山妙法寺の信徒、藤井章さんは、自ら描いた木炭画を手にスピーチ。他国から攻撃される不安をあおる報道が増えているなか、「それにあおられないこと、自分自身で見極めてくことが大切だ」と語りました。

 宗教者らの訴えに通行人が、スマホのカメラを向けていました。


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