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2023年2月7日(火)

建設中止「国会の力で」

長崎・石木ダム 田村貴昭氏、住民と懇談

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(写真)地元住民から話を聞く(左から)山下、田村、辻清人の各氏=5日、長崎県川棚町

 日本共産党の田村貴昭衆院議員は5日、長崎県と佐世保市が川棚町に建設を強行している石木ダムの工事現場を視察し、抗議の座り込みを続ける地元住民16人と懇談しました。辻清人川棚町議予定候補と山下満昭党県委員長が同行しました。

 大石賢吾知事はこれまで2回住民との話し合いの場を設けましたが、住民の「工事の中断を」との要望には応えず、「ダムの一日も早い完成を目指す」との態度で話し合いに進展はありません。

 地元住民からは「私たちは残り少ない時間を、人間としての人生を踏みにじられている。一日一秒でも早く解決してほしい」「ここに住みたいという願いはずっと変わらないが、その思いが届かない」「知事は話し合いをしてもただ聞くだけ。国会議員に何とかしてもらわないとどうしようもない」など切実な声が上がりました。

 男性(75)からは「中央でどんな動きになっているのか聞こえてこない。国にもっと強力に働きかけをするべきだ」との要請もありました。

 田村氏は「国会に戻り、長崎県選出の野党議員と連携して、国に考え方を変えさせるよう努力していきたい」と語りました。


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