しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年2月4日(土)

戦争政治許さない 国会前行動

安保3文書反対

写真

(写真)大軍拡反対と訴える参加者と穀田議員(右から2人目)と渡辺さん(その左隣)=3日、国会正門前

 「戦争政治を許さない」。岸田政権が「安保3文書」を閣議決定し、大軍拡にかじを切ろうとするなか、市民ら約130人が3日、国会正門前で声をあげました。

 「アベ政治を許さない」を全国一斉に掲げるアピール行動です。2015年11月に始まり、毎月3日、国会正門前で行っています。参加者たちは「私たちの声はまだまだ小さい。15年の戦争法反対のときのように、再び国会前を反対の人々で埋めつくそう」と呼びかけました。

 作家の渡辺一枝さんは、大軍拡を強行する岸田政権のやり方について「民意は反映されていない。独裁国家のよう、許されない」と話しました。

 憲法9条の大判ポスターを手にした女性(85)は、小学2年生のときに終戦を迎えました。「まさに今、新しい戦前。戦争に向かわせないため、もっと皆で反対の声をあげなければ。地元でも行動を続けます」

 行動には日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員も参加。参加者を前に、安全保障の大転換、大軍拡を批判し、「われわれには憲法がある。平和が『おぼろげだ』と嘆くのではなく、声を上げよう。多数だと示そう」と訴えました。


pageup