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2023年2月2日(木)

窓口2割化 命の差別

中止求め高齢者中央集会

写真

(写真)年齢でいのちの差別は許さない、と開かれた高齢者中央集会=1日、参院議員会館

 窓口負担が無料だった「老人医療」が1983年2月1日に有料化されて40年の1日、「年齢でいのちの差別は許さない」を合言葉に、昨年強行された75歳以上の医療費窓口負担2割化を直ちに中止することを求める高齢者中央集会がオンラインを併用して参院議員会館内で行われました。主催は、中央社保協、全日本年金者組合、日本高齢期運動連絡会で約50人がリアル参加。

 年金者組合の杉澤隆宜委員長が開会あいさつし、全国保険医団体連合会(保団連)の住江憲勇会長が閉会あいさつ。「大軍拡・大増税を企む歴史の転換点です」と指摘し、平和・いのち・暮らしを壊す大軍拡・大増税ノーの大運動を訴えました。

 保団連の代表が窓口2割化によって経済的理由で受診できない実態調査(中間結果)を発言。各地からの活動報告がありました。

 高齢期運動連絡会の畑中久明事務局長が行動提起し、2割化中止の署名を早期に100万人達成をめざしたいとしました。

 東京社保協常任幹事の前沢淑子さんが学習講演し、「革新自治体や各地の住民運動で老人医療無料制度を勝ち取った歴史から学んで、国民みんなが安心して医療が受けられるよう共同のたたかいを広げよう」とのべました。

 日本共産党の倉林明子副委員長・参院議員が「『大軍拡よりも暮らし・いのちだ』との運動を大きく広げて岸田政権退陣を迫っていきましょう」と連帯あいさつしました。


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