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2023年2月2日(木)

公務員賃上げすぐに

全労連公務部会など臨時総会

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(写真)あいさつする桜井氏=1日、東京都内

 全労連公務部会、公務労組連絡会は1日、東京都内でオンライン併用の臨時総会を開きました。物価高騰から暮らしを守るため、公務員賃金と最低賃金の臨時引き上げを要求。大軍拡・大増税を許さず、「公共を取り戻す」運動を広げて春闘と統一地方選をたたかおうと呼びかけました。

 主催者あいさつで桜井眞吾代表委員(自治労連委員長)は、「安保3文書の閣議決定という暴挙を撤回させる国民世論を広げよう」と強調。春闘と統一地方選で、「最賃や公務員賃金も改定時期を待たずに、すぐ引き上げの声をあげ、社会全体の賃上げを勝ち取ろう」と呼びかけました。

 春闘方針では、▽大幅賃上げ、労働時間短縮、ジェンダー平等▽公務・公共サービス拡充▽改憲・大軍拡を許さない▽労働基本権確立―などを掲げました。公務労働者の賃金引き上げ(ベースアップ相当)月2万5000円以上(6・2%)、非常勤職員の時間額250円以上引き上げ、時給1500円未満の労働者をなくす―などを求めました。

 討論で、「国は労働時間の柔軟化をすすめようとしているが、人員不足のままでは解決しない。長時間労働解消と増員を求める」(国公労連)、「会計年度任用職員の最賃を下回る賃金実態などを訴え、総務省も最賃への配慮を言わざるをえなくなった」(自治労連)、「少人数学級、教員免許更新制廃止などで前進している。教員未配置問題の解決を訴えている」(全教)、「公的病院の積立金を軍事費にあてるのは許されない」(医労連)などの発言がありました。

 地域から「地域の病院統廃合に反対し、住民と一緒に運動を広げている」(宮城)などの報告がありました。

 日本共産党の井上哲士参院議員が来賓あいさつしました。


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