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2023年1月31日(火)

平和・暮らし守る予算を

大阪革新懇 「安保3文書撤回アピール」

98人から賛同

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(写真)会見で思いを語る(左2人目から右へ)西、藤永、冨田の各氏と大原真事務局長(左)=30日、大阪市北区

 進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)は30日、大阪市北区で記者会見し、「安保3文書撤回アピール」(14日付発表)への賛同の呼びかけを、広く府内在住、在勤者と各地域革新懇に行い、98人から賛同の声が寄せられたことを発表しました。

 アピールは、「専守防衛」をかなぐり捨て、「敵基地攻撃能力」保有を閣議決定した「安保3文書」を撤回し、憲法の平和主義を守り、軍事費増額より暮らしを守る予算を求めるものです。

 賛同者は、元大阪府小学校校長会会長の西林幸三郎氏、作家の大垣さなゑ氏、落語家の桂文福氏、日本キリスト教団羽曳が丘教会牧師の高村文雄氏、大阪大学大学院教授の木戸衛一氏、前衆院議員の村上史好氏など多彩な顔ぶれです。

 会見で各呼びかけ人が思いを披露。大阪平和委員会会長の西晃弁護士が「独断で憲法解釈を変えるものであり、国会審議はもとより、主権者である国民の意思を問うべき大問題」だと指摘。おおさか市民ネットワーク代表の藤永延代氏が「子どもたちに憲法の平和条項を無傷で譲り渡していくのがおとなの責任」だと強調。冨田宏治関西学院大学教授は「憲法前文の平和的生存権や9条などを徹底して守る決意が必要」だと語りました。


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