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2023年1月29日(日)

医療削って武器買うな

東京・新宿 ウィメンズアクション

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(写真)大軍拡へ突き進む政治を変えようと訴える人たち。マイクを握っているのは、日本婦人団体連合会会長の柴田真佐子さん=28日、東京・新宿駅東南口

 大軍拡と大増税をねらう岸田政権に抗議し、戦争へと向かう政治を変えようとアピールする行動が28日、東京・新宿駅東南口で取り組まれました。女性を中心に、黄色いミモザカラーを身に付けて120人(主催者発表)が集まり、「私たちの税金は、軍事費ではなく暮らしに使え!」とアピールしました。

 この行動は、総がかり行動実行委員会のなかにある「性差別撤廃プロジェクトチーム」が呼びかけたウィメンズアクションです。

 日本女医会会長の前田佳子さんは、「こうした場所で話すのは初めてです。医療や社会保障の予算を削りながら、ミサイルを購入する政治は間違っています」と訴えました。

 落語家の古今亭菊千代さんは、先の戦争で落語が戦争に加担した歴史を二度と繰り返させないと語り、「戦争は誰も幸せにしません。憲法9条を守り、戦争をさせないために頑張りましょう」。

 日本共産党の倉林明子参院議員、立憲民主党の吉田晴美衆院議員が参加しました。倉林氏は、コロナ禍や物価高騰へのまともな対策すらせず、「専守防衛を投げ捨てる大軍拡へと突き進む岸田政権は許せません。『戦争の準備ではなく、平和の準備を』とご一緒に声をあげましょう」と呼びかけました。

 スピーチを聞いていた神奈川県愛川町に住む女性(31)は、「今の政治は許せないと一人でモヤモヤしていましたが、そう感じているのは私だけではないと勇気をもらいました。岸田政権のおかしさを、周りに話していきたい」と語りました。


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