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2023年1月27日(金)

『週刊文春』への申し入れと回答について

日本共産党広報部

 『週刊文春』2月2日号に「共産党員の党首公選要求に志位委員長が逃げた」と題する記事が掲載されています。対応にあたった党広報部から同誌に行った「申し入れ」と「質問」への「回答」で欠落させられた内容を、ここで明らかにしておきます。

 まず、同誌と記者への「申し入れ」とは「党幹部への取材要請もまず党広報部にお願いしたい」ということです。その理由としては、「これはどのメディアにもお願いしているし、週刊文春の質問にも答えていること」を指摘したうえ、「前回も今回も委員長宅に押しかけた直接取材が行われているが、集合住宅でもあり迷惑なのでやめてほしい」ということでした。これに対して記者も編集部も「わかりました」とのべていました。ところが記事ではこのいきさつには全くふれていません。

 また、記者からの今回の八つの質問への回答には、わざわざ「要請は党および志位委員長の見解をという要請ですが、委員長の意見もふまえて、党広報部としてお答えします」と冒頭で明らかにしたうえ、すべての質問項目にお答えしています。

 同誌は、匿名の政治部記者の発言なるもので、年明けから国会内での記者会見が一度もないことをもって、「逃げた」と言いたいようです。しかし、広報部からは、志位委員長の国会内での記者会見は、通常、国会の会期中としており、今回も変わりないこと、今年に入っては1月5日の第7回中央委員会総会の際に党本部で会見していることを明らかにしています。

 また党首の選出にかんする党および委員長の見解についても、前回の同誌の質問に答えており、「しんぶん赤旗」の藤田論文についても「党の中央機関紙であり、党の見解をのべたものです」と回答しています。質問しながら、これらの回答を欠落させ、「逃げの一手」と書くのは悪質な印象操作です。


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