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2023年1月16日(月)

あす阪神・淡路大震災28年

被災地 犠牲者を追悼へ

 1995年の阪神・淡路大震災発生から17日で28年になります。

 都市直下型地震により犠牲者6434人、家屋の全半壊(焼)は約47万世帯という甚大な被害をもたらしました。阪神・淡路の被災地では、各地の追悼行事で犠牲者に哀悼の意を表します。

 災害復興公営住宅で、誰にもみとられずに亡くなる孤独死は、2022年は59件発生し、91歳と86歳の女性2人の自殺もありました。同復興住宅の孤独死は累計で1364人に達します。

 災害援護資金(最高350万円の貸付金)は、昨年末に兵庫県が未返済分の返済免除の方針を打ち出しました。一昨年の神戸市に続き、被災者を長年苦しめてきた返済問題が解決される見通しになりました。

 被災地の諸団体でつくる阪神・淡路大震災救援復興兵庫県民会議は17日、「災害被災者の暮らし再建へ生活保障制度の抜本的拡充を」をテーマに大震災28年メモリアル集会を神戸市長田区の新長田ピフレホールで開催します。


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