2023年1月16日(月)
札幌五輪よりも生活
不招致デモ
![]() (写真)「オリンピックいらない」とコールする市民ら=15日、札幌市 |
札幌市が進める2030年冬季オリンピック招致に反対する市民有志でつくる「札幌五輪対策室」は15日、6回目の札幌五輪不招致推進デモを開催し、氷点下2度の札幌中心街を約70人が行進しました。
昨年12月、秋元克広市長と日本オリンピック委員会(JOC)は、五輪招致の機運醸成活動を当面休止し、全国規模の意向調査を実施すると発表しました。北海道新聞の直近の世論調査(12月)では札幌市民の67%が「反対」となり、2021年4月と22年4月に続き、3回連続で賛成を上回っています。
おなじみになった「五輪不招致 市民の意向」の横断幕や「札幌で住民投票を」「商業主義 五輪よりも生活優先」と手書きのプラカードを掲げ、リズミカルな「オリンピックいらない」のコールを響かせると、観光客や車から注目が集まりました。
2回目の参加という40代の女性は「オリンピック自体が巨額な費用や自然破壊を広げるのに、これ以上、不要な建設はやめてほしい」と話しました。
60代の女性は「駅中や公共施設、どこに行っても招致推進の広告ばかり。税金の使い方がおかしい」と憤っていました。









