2023年1月14日(土)
改憲・大軍拡ではない 未来選ぼう
総がかり行動実行委ら宣伝
東京・新宿
![]() (写真)改憲や大軍拡を許さない世論を広げようと訴える参加者=12日、東京・新宿駅東南口 |
岸田政権による改憲や大軍拡の動きに反対する街頭宣伝が12日、東京・新宿駅東南口で行われました。「いのち くらし守れ!」などのプラカードを手に集まった人たちは、コロナ禍や物価高騰で苦しむ国民生活よりミサイル購入などに多額の税金を投入しようとする政治は許せないと訴え。「みんなで声をあげて変えよう」とアピールしました。
主催は、総がかり行動実行委員会と9条改憲NO!全国市民アクションです。憲法改悪に反対する全国署名への協力を呼びかけながら7人が訴えました。
「日本の情勢が、子どものころに私が経験した状況と似てきています」。京都市に住むAさんが飛び入りでスピーチしました。日本生まれの38歳。日本人とインドネシア人の両親を持ち、家族と旧ユーゴスラビアで暮らしていた90年代に内戦に巻き込まれます。「戦争避難民として、ドイツと日本で生活してきました」
軍事的な緊張を高めている政治やメディアの状況が似てきていると訴え。「内戦当時、戦争をあおった政治家はいち早く国外に逃げていたと聞いています。国民は逃げられません。市民が戦争反対と声をあげながら、政治を動かしていきましょう」と話しました。
憲法9条を壊すな!実行委員会の菱山南帆子さんは、国会での議論すらなく安保3文書を改定し、軍事費2倍化や憲法違反の敵基地攻撃能力を保有しようとする岸田政権は許せないと強調。「市民とまともな野党が力をあわせて、私たちの未来を選んでいきましょう」と語りました。









