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2023年1月12日(木)

馬毛島米軍基地 許さない

鹿児島県民の会 県庁前集会

たいら県議あいさつ

写真

(写真)県庁に向かってシュプレヒコールを上げる集会参加者=11日、鹿児島市

 防衛省が12日にも馬毛島(鹿児島県西之表市)への米軍訓練(FCLP)移転に伴う自衛隊基地建設の本体工事着工を狙う中、基地建設に反対する「鹿児島に米軍はいらない県民の会」は11日、鹿児島市の県庁前で緊急集会を開きました。塩田康一知事に基地建設容認を撤回するよう求めるとともに、昨年11月に見つかった旧石器時代(約3万年前)の遺跡について県教育長が厳格な調査を行うよう訴えました。約50人が参加しました。

 「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の山内光典会長は「防衛省は地元の理解を得ることなく、日本のどこにもない陸、海、空の自衛隊訓練基地を造り、米軍に恒久的に使用させる基地建設を、国会で議論をすることもなく強引に進めようとしている。この暴挙を許すことはできない」と訴えました。

 日本共産党のたいら行雄県議、立憲民主党県連の柳誠子代表、社会民主党県連合の川路孝代表も連帯あいさつしました。

 集会中、参加者らは県庁を訪れ、知事、県教育長あてに申し入れを行いました。


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