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2023年1月12日(木)

カジノ誘致撤回 大争点に

大阪・夢洲 たつみ知事予定候補ら調査

党予定候補17氏参加

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(写真)工事の状況を視察する(正面右4人目から左へ)山中、たつみ、うち海の各氏ら=11日、大阪市・夢洲

 4月の統一地方選で「夢洲(ゆめしま)」=大阪市此花区=へのカジノ誘致の是非が大きな争点となるなか、大阪の日本共産党・統一地方選予定候補者17人は11日、現地で進行中の土地造成工事や地下鉄工事などの状況を視察しました。「明るい民主大阪府政をつくる会」の、たつみコータロー知事予定候補(元参院議員)も参加しました。

 カジノを中核とする統合型リゾート(IR)予定地の夢洲は、PCBなど有毒物質を含む大阪湾の浚渫(しゅんせつ)土砂などによる埋め立て地。大量のPCBが確認されれば、工事ストップや費用負担が大きく上ぶれする可能性が指摘されています。

 たつみ氏は「大阪のカジノ問題は、鑑定評価談合疑惑など、府・市の両方にかかわる問題。私が知事になれば、カジノ誘致撤回となることだけは明らか。争点に大きく押し上げて頑張りたい」と決意を述べました。

 うち海公仁府議が「夢洲は負の遺産ではなく、処分場として今まさに活用されている場所。これを無視したやり方は許せない」、山中智子大阪市議が「夢洲が処分場として使えなくなることは市民の不利益になる」と強調しました。


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