2023年1月10日(火)
障害者はたちのつどい
富山 先生らと喜び祝い合う
富山市で7日、「第43回障害者はたちのつどい」が開かれ、20歳を迎えた40人の障害者が参加。先生や家族、ボランティア、関係者とはたちの旅立ちを喜び祝い合いました。
富山県障害者(児)団体連絡協議会の平井隆会長が「障害者成人式は1981年の国際障害者年を契機に、成人式に参加が大変な、障害の重い成人を祝ってやりたいという声に応え、県善意銀行の協力もあって毎年開催し今年で43回目を数える」とあいさつ。
県善意銀行、富山県知事(代理)、富山市長(代理)、特別支援学校校長代表から祝いの言葉が送られ、河合隆善意銀行理事長が「新成人」一人ひとりに記念品の色紙を贈呈しました。
富山聴覚総合支援学校高等部専攻科2年生が「二十歳の決意」を披露し「私もこの4月から社会に出ます。不安もありますが、今まで学んできたことを存分に発揮し、人との関わりを大切にして日々精進したい」と語りました。富山高等支援学校卒業者が「先輩からの激励の言葉」を述べ、「どんな人でも完ぺきの人はいない。失敗を恐れずチャレンジする勇気、周りの人に信頼される人になってほしい。自分の失敗を素直に認めて謝ることが大切」と、新成人にあたたかいエールを送りました。








