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2023年1月8日(日)

日本農業 重大岐路

失政による危機の打開へ力合わせて

北農連交礼会 紙議員あいさつ

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(写真)小野寺会長(右端)とあいさつを交わす紙氏(左端)=6日、札幌市

 北海道のJAグループ(農協5連)でつくる北農連の新年交礼会が6日、札幌市で開かれ、農業関係者や鈴木直道知事、各党国会議員らが出席しました。

 あいさつした日本共産党の紙智子参院議員(党農林・漁民局長)は、岸田自公政権が「安保3文書」を閣議決定し、大軍拡の道に進もうとしていると批判。北海道農業が昨年来、水田活用直接支払交付金の見直しや、輸入に依存する原油、農業資機材の高騰で重大な岐路に直面していると告発しました。

 全国の生乳の57%を生産している北海道酪農の危機の背景にある輸入飼料や肥料高騰の大本に、政府・日銀の“異次元の金融緩和”の失敗がもたらした異常円安があるとして、「自給拡大への転換、生産者と消費者がともに危機打開に取り組めるよう力を尽くします」と表明しました。

 JA北海道中央会の小野寺俊幸会長は「国内で生産できるものは国内で、『国産国消』への理解を広げたい」と語りました。


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