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2023年1月7日(土)

只見町 積雪倍増 「1回に降る量多い」

185センチ、福島県

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(写真)玄関先に積もった雪を除雪する人=6日、福島県只見町(山岸国夫町議提供)

 福島県只見町で、平年の2倍近い積雪量を記録しています。気象庁によると6日未明には185センチの積雪を観測(平年値99センチ)。午後2時時点で166センチとなっています。

 同町農林建設課の担当者は、この冬の降雪の特徴として「1回に降る量が多い」といいます。同日時点では町民生活への影響はなく、除雪も作業自体に支障はないといいます。ただ、今後もこのペースで降雪が続いた場合、除雪した雪を置く場所が不足する可能性があるとしています。

 日本共産党の山岸国夫町議は「国道、県道、町道は除雪車が入るが、各民家の玄関先などの雪は、各自で除雪しないと車の出し入れができない状況だ」と話します。屋根から落ちた雪を除雪するのが大変な状況だといいます。

 気象庁は今回の降雪について「断続的に強い雪雲が流れ込み、寒気も流れ込んだことで、降雪の機会も増えた」と説明。今後、気温が高くなる可能性があり、「なだれに注意が必要」と指摘しました。


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