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2023年1月7日(土)

日本でも反戦世論を

ロシア大使館前行動

平和委員会など

写真

(写真)「一時ではない休戦を」「ロシアは即時無条件撤退を」と訴える人たち=6日、東京都港区

 日本平和委員会や日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(日本AALA)などは6日、東京都港区のロシア大使館前で、新年最初となるウクライナ侵略への抗議行動を行いました。集まった参加者らは、ロシアのプーチン大統領がロシア正教のクリスマスに合わせた一時休戦を提案していることを受け、「一時ではない休戦を求める」「即時無条件撤退を」などと訴えました。

 日本平和委員会の岩月康範事務局次長は、インフラの破壊など非人道的な攻撃を続けても、戦況がこう着状態を脱することはないとロシアを批判。「これ以上の悲しみを生まないためにロシアは今すぐ即時無条件撤退を」と述べました。

 日本AALAの松井幸博常任理事は、ロシアによる核威嚇は、核兵器禁止に向かう世界の流れに逆行する暴挙だと指摘するとともに、国際社会からロシアを排除することは問題の解決にならないと強調。「今年こそ国連憲章に基づいて世界が団結を」と語りました。

 東京平和委員会の岸本正人事務局長は、「新しい年に入り、戦争で新たに死ぬ人がいないように多くの人が祈った。ロシアは今すぐ撤退を」と話しました。

 昨年3月からたびたび抗議行動に参加してきた横浜市都筑区の男性(75)は、「ウクライナの人々が寒い中で攻撃されているのがとてもつらい。ヨーロッパの冬は寒く、ロシアのやり方は非情だ。日本国内でも反戦の世論を大きく広げていきたい」と話しました。


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