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2023年1月7日(土)

鉄道網守る党提言に共感

高橋議員が青森県と懇談

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(写真)東部長らと懇談する高橋氏(奥列右から2人目)ら=6日、青森県庁

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は6日、青森県庁を訪れ、「全国の鉄道網を維持・活性化し、未来に引き継ぐために―日本共産党の提言」を持って県企画政策部の東直樹部長らと懇談しました。

 党県議団の安藤晴美、松田勝、吉俣洋の3氏が同席しました。

 高橋氏は、被災したJR五能線の復旧を求め国会質問したことや、鉄道を維持・活性化させる各地の取り組みにふれ、鉄道インフラに国が責任を持ち「JRの上下分離方式」や「公共交通基金」「災害復旧基金」設立など新たな提案を盛り込んだ提言を紹介しました。

 提言に共感を寄せた東部長は、昨年の豪雨で一部不通になっているJR津軽線の復旧やあり方について、沿線の今別、外ケ浜両町、県、JR東日本との協議をオープンにし、住民の意見を聞き、県として鉄路の維持が必要という立場で参加すると述べました。

 東部長は、「鉄道やバス、タクシーも県民の大事な足です」と強調。「公共インフラを守るための国のスキーム(枠組み)が弱すぎる。恒久的な基金など、国の関与はしかるべきです」と要望しました。

 高橋氏は、「災害を機に廃線になるようなことはあってはなりません。地域を守ることと一体に鉄道の維持を考えていくことが必要です」と応えました。


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