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2023年1月4日(水)

“軍拡に巨額 許せない”

国会前 今年初の3の日行動

150人訴え

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(写真)思い思いのプラカードや横断幕を掲げる国会前3の日行動の参加者=3日、国会正門前

 「軍拡反対」「金よりいのち 武器より外交」「ミサイルいらない! 軍事費2倍化NO!」などさまざまな思いを込めたプラカードや横断幕を掲げてアピールする毎月定例の「3の日行動」が3日、国会正門前で取り組まれ、快晴のもと150人が参加しました。2023年最初の行動です。

 呼びかけ人の澤地久枝さんは「岸田文雄首相は、首相就任当初、抽象的なことしか言わず、何を考えているのか、よくわからなかった」と指摘。ところが、昨年12月になって「日本をどこに進ませようとしているか、明らかになった」と強調したうえで、「私たちはあきらめないで、岸田首相のやることがいかに悪いことかを、言っていかなければならない」と訴えました。

 コメディアンの松元ヒロさんは、子どもの多くが生活上の困難や貧困に苦しんでいることを紹介したうえで、「給食の無償化は4400億円あればできるといわれている。1兆円の半分だ。(軍事費)43兆円のうちの1兆円のその半分を、そちらに使えといいたい」と強調すると、大きな拍手が起こりました。

 墨田区から参加した女性(74)は「岸田政権のやることすべてに腹が立つ。軍拡に巨大な金額を使うのが当然のようにふるまっているのが許せない。『3の日行動』は同じ思いをする人が集まっている。今年も(引き続き)来たい」と語りました。


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