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2023年1月3日(火)

党市議団長ら現場に

山形・鶴岡土砂崩れ きょう対策会議

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(写真)吹雪の中、2人が発見された土砂崩れ現場=2日、山形県鶴岡市

 山形県鶴岡市西目地区で12月31日未明に住宅の裏山で発生した土砂崩れは、100メートル以上にわたって大量の土砂や倒木が押し寄せ、民家十数棟が倒壊しました。

 皆川治市長は2日午前11時、6回開いた市災害対策会議を報告。「1人を救出し心肺停止を確認した。2人目も救出したが、生存している状況ではない」と語りました。

 現場は1日が降雨、2日は時折、猛吹雪という厳しい条件下、複数回発生した小規模な土砂崩れで、救助活動がたびたび中断を余儀なくされました。人命優先の立場で消防と警察、自衛隊が夜を徹して捜索活動を行いました。

 「2人とも生存状態を確認できなかったことは無念」と悔しさを募らせた皆川市長。今後、県や国土交通省と連絡をとり、二次被害防止を優先し、一時帰宅を検討していきたいと述べました。

 日本共産党の菅井巌市議団長と党上郷支部の佐藤安太郎支部長は両日とも現地を訪れ、2日午前7時43分の「2人目発見」の市の報に接し、再び被災現場に急行しました。

 菅井氏は、党鶴岡地区委員会として3日に対策会議を開催すると表明。佐藤氏が「心肺停止の報に接し、とても残念」と語り、生活不安や、いつ戻れるかという避難者の不安に寄り添い「二度と山崩れがないようにしてほしい」と求めました。


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