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2022年12月22日(木)

談合・疑惑のデパート

「カジノより暮らし」と宣伝

大阪

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(写真)マイクを握る山中氏(左)=21日、大阪市・京橋駅前

 カジノ問題を考える大阪ネットワークは21日、大阪市の京橋駅前で「カジノよりくらし」と訴える宣伝をしました。カジノ反対署名にも取り組み32人分が集まりました。

 カジノを中核とする統合型リゾート(IR)の造成予定地である大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)をめぐる土壌問題などについて、全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会の新川眞一事務局次長は「夢洲の土壌には有害物質であるPCB(ポリ塩化ビフェニール)が含まれているのに、市側は調査すらしない。専門家によって、地盤が軟弱であることも指摘されている。大阪のカジノ誘致は、でたらめ、インチキ、談合といった疑惑のデパートだ」と批判しました。

 日本共産党からは山中智子大阪市議が参加し、夢洲が浚渫(しゅんせつ)土砂や建設土砂、ゴミの最終処分地であることを訴えるとともに、依存症を生み出すカジノについて「人の不幸を踏み台にして、大阪の経済がよくなるなんてことは、ありません。松井一郎大阪市長は、ギャンブルでもうけたお金を市民に返すというが、これ自体がギャンブルではないか」と話しました。

 宣伝を聞いた城東区在住の男性は「カジノはあかん。『しんぶん赤旗』読んでるよ」と署名に応じました。


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