2022年12月18日(日)
県政初の党３議席を
富山演説会 市田氏が呼びかけ
 （写真）県議選への支援を訴える市田氏（壇上右）＝１７日、富山市 |
来年春の統一地方選に向け、日本共産党の市田忠義副委員長は１７日、富山市の党演説会で、富山県議選（３月３１日告示、４月９日投票、定数４０）では「現有２議席を絶対確保し、県政史上初の党３議席を獲得しよう」と呼びかけました。
国政について、市田氏は統一協会と政治の癒着解明、物価高対策に背を向ける岸田政権を批判。前日に閣議決定した「安保３文書」改定を「国会にもかけず専守防衛を投げ捨て、憲法違反の『戦争国家づくり』強行を狙っている。憲法、平和、くらしを破壊するもので許されない」と糾弾しました。
「戦争を防ぐ外交こそ政治の役割です」と市田氏は、地域のすべての国を包摂する平和の枠組み強化を求める共産党の提案を紹介。「いま社会変革への綱引きの途中であり、大きな共産党が必要。一緒に綱を握ってほしい」と結びました。
市田氏は、子どもの医療費無料化拡充や３５人学級拡大などに尽力した党県議団の値打ちを強調。ひづめ弘子、津本ふみお（以上現）、高瀬あつこ（新）の各予定候補が登壇し「新田八朗知事と統一協会との関係をただせるのは共産党だけです」（ひづめ氏）、「大軍拡、大増税を食い止める」（津本氏）、「子育て支援に力を尽くす」（高瀬氏）と決意を述べました。
演説会後の入党懇談会でも、市田氏は参加者を激励。３人が入党を決意しました。
