2022年12月17日(土)
地方議員・統一地方選候補者のみなさんへ
反戦平和貫く党の真価発揮し、「特別期間」の目標を総達成しよう
12月16日 選挙対策局長 中井作太郎
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12月議会での住民要求実現と「特別期間」に奮闘されているみなさんに、心から敬意を表します。
「住民の最も近いところにいる党の議員であることに誇りをもてた」「立候補には不安があったが、自分の思いをマイクで訴えられる、自分らしい生き方を進みたい」。感動をよんだ全国地方議員・候補者会議から1カ月余り、みなさんの奮闘記がニュースやSNSなどを通じて中央委員会にも届いています。私も“党の「宝」である地方議員を全党の力で支えよう”とよびかけた全国会議の決意に立ち、目標達成と選挙勝利へ全力をあげているところです。
「戦争国家づくり」を許さない大闘争を起こそう
みなさん。いま、日本の政治のゆくえを案じ、物価高とコロナ拡大のなかで暮らす多くの有権者が、党のよびかけを待っています。
岸田内閣は16日、「専守防衛」を投げすて、安保法制によってつくられた枠組み――集団的自衛権行使を、今度は実践面で整備し、自衛隊の能力を強化し、国家総動員体制をつくりあげる「安保3文書」を閣議決定しました。憲法と立憲主義を壊し、平和を壊し、暮らしを壊す「戦争国家づくり」の暴走は、断固許すわけにいきません。アジア政党国際会議にも反映された「外交ビジョン」をもつ党、反戦平和を一筋に貫く党として、「大軍拡・大増税」を許さない草の根からの大闘争を起こす時です。
前半戦まであと3カ月となった統一地方選挙は、「大軍拡・大増税」が大きな争点となる通常国会の最中にたたかわれることになります。岸田政権の危険な暴走に厳しい審判を下し、国の悪政から住民の命と暮らしを守りぬく地方政治をつくるために、必ず勝ちぬこうではありませんか。
支部と“二人三脚”で、働きかけの一大飛躍を
みなさん。常任幹部会の「全党の支部・グループのみなさんへの手紙」が、党員の心を揺さぶり、支部をつくり変えるような力を発揮し始めています。困難があった支部が数年ぶりに会議を開く、「うちの支部は終わり」と言っていた支部が入党の働きかけに踏み出す、普段活動に参加できていない党員が「赤旗」読者を増やす――どんな支部にも活路は存在することを、いま「手紙」の討議・具体化を通じて全党がつかみつつあります。
同時に、「特別期間」の目標を本気でやりぬくには残る半月の一大飛躍が不可欠であり、「特別期間」は文字通りの正念場を迎えました。目標に責任を負わずして、選挙の勝利はありません。党づくりの成功もありません。「特別期間」で最後まで頑張りぬくかどうかは、年明けの活動の勢いを左右するものともなります。
自民党現職10人が落選し自民党への怒りが示されたものの、わが党は悔しい議席後退となった茨城県議選の一番の教訓も、宣伝・組織活動の遅れとその根本にある党の自力の問題です。
そこでみなさんに訴えます。残る期間、「手紙」を力に支部と“二人三脚”で目標総達成に全力をあげましょう。
みなさんの活動地域のすべての支部で「手紙」を読み合わせ、行動を具体化しましょう。
全読者、後援会員、支持者、住民アンケートや署名で結びついた人を視野にいれて「折り入って作戦」と「集い」にとりくみ、選挙への協力を訴えながら、入党・購読を広く働きかけましょう。
党勢拡大で掲げた議員団の目標、個人目標をやりとげましょう。
街頭宣伝に一斉にうってでて、大軍拡・大増税反対、国政・地方政治の党の値打ちを訴えましょう。
党創立100周年の年、残された一日一日を、統一地方選挙勝利と強く大きな党づくりへの新たな前進の日々として締めくくり、歴史を分ける2023年のたたかいを迎えようではありませんか。









