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2022年12月16日(金)

止めよう軍事費2倍

全国宗教人の会が宣伝

吉良氏が参加

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(写真)岸田政権が狙う大軍拡に反対の声を上げる宗教者らと日本共産党の吉良よし子参院議員(右から2人目)=15日、東京都千代田区

 全国宗教人・日本共産党を支持する会(全国宗教人の会)は15日、東京・有楽町駅前で街頭宣伝しました。宗教者らは、歴代政権が違憲としてきた敵基地攻撃能力(反撃能力)保有を目指し、軍事費を2倍にして大軍拡を推し進めようとしている岸田政権に反対の声を上げました。

 浅川金刀比羅神社の奥田靖二宮司は、岸田政権が狙う軍事費増強が、国防を国民の責任などとして増税で財源を確保する「無責任なもの」と憤りました。「国と国がたたかわない、武器を持たない。話し合いの平和外交で解決するのが日本の政治の進むべき道です」と述べました。

 日本同盟基督教団横浜上野町教会の柴田智悦牧師は、過去の侵略戦争の反省を踏まえ、他の国々にたたかいをやめさせるような平和外交を日本はしていくべきだと話しました。「戦前、キリスト教は弾圧されました。あらゆる迫害に耐えて、弾圧に屈せず平和を訴えた日本共産党には敬意があります」と語りました。

 浄土真宗本願寺派の小山弘泉僧侶は、どの国も国民も戦争をしたいと思っていないと強調。「話し合いで解決できないはずはない。東アジアでは、ASEANのインド太平洋構想をベースにした対話による平和の枠組みをつくることが大事ではないでしょうか。共産党躍進で平和と暮らしを守る第一歩にしたい」と語りました。

 日本共産党の吉良よし子参院議員が参加。「対話と交渉での平和こそが世界の政治の本流です。軍拡競争ではなく、対話と外交で本気で戦争しない選択を。国民の暮らし破壊や憲法改悪を許さない声をあげていきましょう」と呼びかけました。


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