2022年12月16日(金)
交通網 爪痕なお
豪雨被害の青森・外ケ浜町 高橋衆院議員らが現地調査
![]() (写真)杣谷会長(左)と懇談する、(右から)吉俣、高橋、安藤の3氏=14日、青森県外ケ浜町 |
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は14日、青森県外ケ浜町で8月におきた豪雨災害の現地調査をしました。吉俣洋県議、原芳雄、安藤英博両町議も同行し、被災地や外ケ浜町役場を訪れ、4カ月が過ぎた現在の状況を聞き取りました。
藤嶋川の氾濫で、民家に大量の流木が押し寄せた三厩(みんまや)藤嶋地区では、Aさん夫妻が当時の状況を語りました。近隣には、窓が割れ壁に大きな穴が開いた空き家が並び、災害を機に7軒が集落から引っ越したといいます。
津軽海峡を望む竜飛崎にある「ホテル竜飛」の杣谷和穐(そまや・かずあき)会長は、豪雨で土砂崩れが相次ぎ、国道339号は今も一部が片道通行で、大型バスの運行に影響が出ていることなどを説明しました。
今も不通になっているJR津軽線について、観光への影響も大きく「鉄道は、病院や学校と同じで必要なものです」と語った杣谷氏に、高橋議員は発表したばかりの共産党の鉄道対策の「提言」を手渡しました。
杣谷氏は、「心強い。津軽線の再開を何としても。力を貸してほしい」と話し、高橋議員は、「全国でもローカル線は観光など地域にとって大事な役割を担っています。国の責任で再開するよう力を尽くします」と応えました。









