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2022年12月15日(木)

津軽線復旧へ提言渡し懇談

今別町長と高橋議員 青森

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(写真)提言が掲載された「赤旗」を手にする阿部町長(右)と懇談する(左から)吉俣、高橋の両氏=14日、青森県今別町

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は14日、8月の豪雨災害の調査で青森県今別町と外ケ浜町に入り、13日に共産党が発表した「全国の鉄道網を維持・活性化し、未来に引き継ぐために―日本共産党の提言」を携えて今別町長らと懇談しました。

 吉俣洋県議と、安藤英博、原芳雄の両外ケ浜町議も同行しました。

 JRが公表した赤字路線にも名を連ねるJR津軽線は、青森市と外ケ浜町の三厩(みんまや)を結び、8月の豪雨で線路を支える盛り土が崩れるなど、甚大な被害が発生しました。蟹田駅と三厩駅間は今も復旧せずに不通のままです。

 県立北高校今別校舎が2022年3月31日で閉校し、青森市まで高校に通うことになるなど、通勤通学、生活に欠かせない路線で、一刻も早い復旧が待たれています。

 提言を受け取った阿部義治・今別町長は、復旧工事には6億円かかるとJRが報告したと紹介。今後、自治体負担も検討をの発言があり、「先に再開を決めた五能線のように、JRの責任で復旧を」と力を込めました。

 高橋議員は「災害を廃線の契機にしない。鉄道は公共インフラで国が責任を持つべき、というのが共産党の提言です。頑張ります」と応えました。


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