しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年12月14日(水)

カジノ土壌調査必要

大阪連絡会要請 国交省認める

写真

(写真)署名を提出するメンバーら=13日、参院議員会館

 「カジノに反対する大阪連絡会」は13日、参院議員会館で「大阪のカジノ(賭博場)誘致計画を認可しないよう求める要請書」(第3次署名分、1万4957人分)を岸田文雄首相、斉藤鉄夫国土交通相宛てに提出しました。第1、2次分と合わせ、12万3174人分となりました。同連絡会の荒田功事務局長、中山直和事務局次長らが事前質問を基に、カジノ認可をめぐる問題について国交省、環境省と懇談しました。

 中山氏は国交省に対して「(PCB等汚染物質を含む)特殊な土壌を持つのが予定地の夢洲(ゆめしま)です。土壌汚染対策費など大阪市の自治体の財政負担が青天井となる可能性を国交省はどのように認識しているか」と質問。国交省の担当者は「費用負担は増えると認識している」と回答しました。また、新たに委嘱された3人の専門家が地盤沈下、地震による護岸の耐性、津波・高潮などを審査していると説明。土壌調査の必要性も認めました。

 中山氏は「国は、(地盤調査のための)ボーリング調査の資料を大阪市に求めていると思うが、提出されているか。提出されていなければ、いつまでに提出される予定か」と質問。環境省の担当者は「提出は求めているが、まだすべては提出されていない。期間については、なるべく早くほしい」と答えました。

 日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員、宮本岳志衆院議員、清水忠史前衆院議員、辰巳孝太郎元参院議員、山中智子、長岡ゆりこ両大阪市議が参加しました。


pageup