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2022年12月14日(水)

差別的言動反省せず

宮本岳志氏 杉田政務官を批判

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(写真)質問する宮本岳志議員=6日、衆院総務委

 日本共産党の宮本岳志議員は6日の衆院総務委員会で、杉田水脈総務政務官が過去の差別的言動について反省しない問題をただしました。

 杉田氏は2日の参院予算委で、過去の差別的発言の「表現を取り消す」とする一方、差別的だったかには一切ふれませんでした。

 宮本氏は「差別的だと指摘された発言に関して時間をかけず精査して適切に対応すると述べたが、精査したのか」と質問。先に松本剛明総務相が「人を傷つけた拙(つたな)い表現についてはおわびし取り消すように指示した。順次精査し不適切と認められる発言については適切に対応する」と答弁。杉田氏は「配慮を欠いた表現を反省し、大臣の指示も仰ぎながら精査し対応したい」と述べるにとどまりました。

 宮本氏は、杉田氏が国連女性差別撤廃委員会に参加したアイヌ民族や在日コリアンの女性たちをコスプレと侮辱した上で「左翼の気持ち悪さ」とネットに投稿した過去の差別的な言動にふれ、「表現の問題ではない、言った中身が差別発言だ」と批判。「配慮を欠いた表現」と言うだけで、差別的だったとは認めない杉田氏に、「自ら反省する態度に欠けている。政務官は務まらない」と批判しました。


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