しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年12月9日(金)

アジア・太平洋戦争開戦81年

平和を守る母親全国連鎖行動

憲法改悪 許さない

 アジア・太平洋戦争開戦から81年となる8日、日本母親大会連絡会は「2022年 武器はいらない 核もいらない 12・8平和を守る母親全国連鎖行動」を全国各地で取り組みました。


写真

(写真)アジア・太平洋戦争開戦から81年となる8日、「赤紙」を配りながら「大軍拡ではなく、外交で平和をつくろう」と呼びかける日本母親大会連絡会の女性たち=東京都千代田区

東京

 東京では、日本母親大会連絡会と東京母親大会連絡会が千代田区有楽町マリオン前と御茶ノ水駅前でリレートークを行いました。戦時中の召集令状(赤紙)を模したビラを配布し、日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める署名と憲法改悪を許さない全国署名を呼びかけました。

 有楽町では、日本婦人団体連合会の柴田真佐子会長が、岸田政権が「敵基地攻撃能力」の保有により「専守防衛」を投げ捨て、安全保障政策の大転換を行おうとしており、その財源は暮らしや教育、社会保障の削減だと批判。「軍事対軍事では平和は実現しません。憲法9条をいかした外交で東アジアに平和をつくろう」と呼びかけました。

 全日本教職員組合の代表は、「戦争をする道か、戦争を回避し平和な道か。どんな未来を選ぶのかは一人ひとりの選択にかかっている」と語り、戦争を起こさせない政治への転換を訴えました。

 署名に応じた荒川区の男性(78)は「岸田さんは戦争の準備を行っているようだが、戦争しないように働きかけることこそが必要だし、絶対に戦争をさせてはならない」と語りました。


pageup