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2022年12月7日(水)

ひどい社会保障残さない

厚労省前 高齢者座り込み2日目

小池氏らあいさつ

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(写真)厚生労働省前での座り込み行動で、連帯のあいさつを行う小池晃氏(左端)=6日、厚労省前

 厚生労働省前で高齢者らが、いのち、健康、人権をおびやかす政治の転換を求めて行っている座り込み運動は6日、2日目を迎えました。6日は、全国に向けてオンラインも併用した集会を行い、厚労省前に20人が集まりました。日本高齢期運動連絡会の主催。

 参加者がリレートーク。同連絡会代表委員の吉岡尚志さんは、厚労省前での座り込みがおよそ半世紀続いていると紹介し、「この40年以上、国は社会保障を削減し続け、ひどいものになっている。子どもや孫にこれ以上ひどい社会保障を残さないために、これからも声を上げ続けていく」と訴えました。

 全日本年金者組合杉並支部委員長の近藤隆広さんは「岸田政権が国民の生活を顧みないで、軍拡をすすめるのは許せない」と強調。高齢者の医療費窓口負担の2倍化実施と、介護保険利用料2割化の検討は「高齢者の命を縮めてしまう。生存権の保障を政府にはやってもらいたい」と語りました。

 日本共産党から、小池晃書記局長、田村智子副委員長、井上哲士、吉良よし子、山添拓の各参院議員と宮本岳志衆院議員が参加し、連帯あいさつしました。小池氏は「政府のように、高齢者と現役世代を対立させるという考え方は根本的に間違っている」と指摘。「軍事費は財源を全く顧みずに2倍以上に引き上げる議論を行いながら、社会保障予算を削るようでは、国を守るどころか、国が滅んでしまう」と強調しました。


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