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2022年12月7日(水)

大軍拡 声あげ反対

東京・新宿 総がかりなど宣伝

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(写真)「憲法改悪を許さない」とアピールし、署名を集める人たち=6日、東京・新宿駅東南口

 総がかり行動実行委員会と9条改憲NO! 全国市民アクションは6日夜、自民・公明両党による「敵基地攻撃能力」(反撃能力)保有の合意など大軍拡に反対して、東京・新宿駅前で宣伝しました。「憲法改悪を許さない全国署名」への協力を呼びかけました。

 憲法共同センターの内田寛さん(全日本民医連事務局次長)は、岸田政権が年内にも閣議決定を狙っている国家安全保障戦略など安保3文書、敵基地攻撃能力の保有について「戦後の政策の根本的な転換で、憲法9条からの逸脱だ」と批判しました。政府が軍事費を来年度から5年間で総額43兆円にしようとすれば、大増税や社会保障の削減など新たな負担が国民に押し付けられると強調。「必要なのはコロナ禍でのゆとりある医療提供体制、誰もが安心してかかれる医療だ。命と向き合う医療者は岸田政権の大軍拡政策にきっぱりと反対します」と訴えました。

 仕事帰りにいてもたってもいられず駆け付けたと話した「憲法9条を壊すな! 実行委員会」の女性は「これだけ物価高で家計がどうなるのかという時に、私たちの税金が搾り取られて兵器を買うために使われようとしていることは許せない。私たちの暮らしのために税金を使ってほしい。大軍拡の流れに声をあげて反対しよう」と呼びかけました。


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