2022年12月4日(日)
茨城県議選 地元の葉梨法相辞任(取手市区)
逆風自民が引き締め
自民党に対する激しい逆風を肌で感じている―。茨城県議選取手市選挙区(定数2)の自民現職の中村おさむ候補の出陣式では、陣営を引き締める発言が相次ぎました。「法相は死刑のはんこを押す地味な役職」との発言で辞任した葉梨康弘前法相(自民)の地元。自民現職2人に日本共産党の佐野太一候補が挑みます。
中村氏の後援会会長は、内閣支持率の低さにふれ「中村県会(議員)の親分であります葉梨先生も法務大臣をこけてしまいました」「本当に悔しい思いでいる」と発言。「中村県会の選挙にも影響あるかと思います」としつつトップ当選をめざすと話しました。
逆風にさらされる選挙、3人のうち手を少しでも抜いた候補が負けるなどの発言が相次ぎ、集まった数百人を引き締めました。