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2022年12月4日(日)

マイナ保険証強制やめて

東京・新宿 保団連・中央社保協など宣伝

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(写真)「マイナ保険証を強制するな」とアピールし署名を集める緊急宣伝参加者=3日、東京・新宿駅東口

 全国保険医団体連合会(保団連)と中央社会保障推進協議会(中央社保協)は3日、東京・新宿駅前で、「マイナ保険証」の強制に反対する緊急宣伝を行いました。白衣を着た医師・歯科医師をはじめ、さまざまな団体の参加者が横断幕を掲げてアピールし、反対署名を呼びかけました。

 保団連の住江憲勇会長は、健康保険証を廃止しマイナンバーカードと一本化して「マイナ保険証」とすることに各地の診療所から反対の声が沸き起こっていると指摘。「マイナンバーの強制を断固認めるわけにはいかない」と訴え。午前の診療を終えてかけつけた静岡県保険医協会の山田美香歯科部会長は、全国の医療機関が困惑していると強調。「今の保険証での確認に何の問題もない」と話しました。

 東京土建一般労働組合の木村潮人書記次長は、「国民皆保険への信頼が崩れるような施策を許してはならない」と語り、日本高齢期運動連絡会の畑中久明事務局長は、マイナ保険証に対応できない高齢者が多く出てくる危険を強調しました。

 マイナンバー制度反対連絡会の原英彦事務局長は、反対のネット署名が4日あまりで10万人を超えたと報告。「個人情報を漏えいの危険にさらし、企業の営利活動に役立てようとしている。監視社会をつくらせないために声をあげ続ける」。中央社保協の林信悟事務局長は、「ともに反対の声をあげよう」と呼びかけました。


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