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2022年12月2日(金)

マイナカード 保険証一体化

医療から排除するな

宮本氏質問

写真

(写真)質問する宮本岳志議員=11月28日、衆院総務委

 日本共産党の宮本岳志議員は11月28日の衆院総務委員会で、マイナンバーカードと健康保険証の一体化について、「マイナンバーカードをつくらず、健康保険証利用登録も行わない国民を医療から排除するのか」とただしました。

 日原知己厚生労働省審議官は「保険料を納めていれば保険診療を受けられるのは当然」と答弁しました。

 宮本氏は、全国保険医団体連合会が実施したオンライン資格確認義務化についてのアンケート(全国4747診療所が回答)の結果を紹介。「運用開始は26%、『導入しない』『できない』という回答も14%ある。義務化されれば閉院せざるを得ない」として、資格確認設備の設置強制で地域医療を壊すことになれば問題だと迫りました。日原審議官は「地域医療を壊すことがないよう丁寧に対応」すると答えました。

 宮本氏は「カードをつくらなければ今より不便になるのか」と質問。内山博之デジタル庁審議官は「原則、今より不便になることはない」と述べました。

 宮本氏は、地方交付税の算定にマイナンバーカードの交付率を反映させることについて、「ペナルティーで減額させることはないか」と質問。松本剛明総務相は「普通交付税を減額させる趣旨のものではなく、ペナルティーでもない」と答えました。


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