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2022年11月29日(火)

女性への暴力なくせ

国際デー 婦団連が国会前宣伝

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(写真)女性に対する暴力撤廃国際デーに合わせてアピールする婦団連の人たちと日本共産党の本村議員、仁比議員=28日、衆院第2議員会館前

 女性に対する暴力撤廃国際デー(25日)のキャンペーンが12月10日の世界人権デーまで展開されるのに合わせて28日、日本婦人団体連合会(婦団連)が衆院第2議員会館前で「戦争は最大の暴力」「世界中から女性に対する暴力をなくそう」とリレートークを行いました。

 柴田真佐子会長は、国連のグテレス事務総長が寄せた女性に対する暴力撤廃国際デーのメッセージで、「11分ごとに1人の女性や女児が親しいパートナーや家族によって殺害されている」と紹介。日本における刑法改正の議論について、「性暴力被害当事者や支援者の要望が十分に反映されるよう求めていきましょう」と呼びかけました。

 新日本婦人の会の平野恵美子副会長は、「戦争こそが最大の暴力であり、人権侵害です」と語り、「安保3文書を改定し、敵基地攻撃能力を持ち、憲法9条を壊すことは許されない。暴力も差別もない、誰もが自分らしく生きることができる社会に向けて連帯し、声をあげていきましょう」と訴えました。

 全労連の舟橋初恵女性部長は、非正規雇用で低賃金に置かれている女性を、物価高騰のなか政府が放置していると批判。「賃金の引き上げと年金の引き下げなどを許さないことを求めている」と語りました。

 東京母親大会連絡会、婦人民主クラブ、農民連女性部など9団体が参加しました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員、仁比聡平参院議員が連帯あいさつしました。


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