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2022年11月29日(火)

国民裏切らず不屈に100年

熊本・水俣 市田氏がトークショー

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(写真)参加者の応援に手を挙げて応じる(右から)市田、ひらおか、高岡の各氏=27日、熊本県水俣市

 映画「百年と希望」上映特別企画として、日本共産党の市田忠義副委員長をゲストスピーカーとしたトークショーが27日、熊本県水俣市で行われました。党水俣市委員会の主催。全体の進行を高岡あけみ、聞き手を、ひらおか朱の両市議が務めました。今日の情勢、党の歴史や課題などについて市田氏自身の体験も含めたリアルな話に90人が耳を傾け、大きな拍手を送りました。

 市田氏は、軍事費2倍の大軍拡や「敵基地攻撃能力」の保有の議論が活発化していることへの、ひらおか氏の質問に、北朝鮮のミサイル発射や中国の覇権主義は国連決議違反であり、真正面から批判していると指摘。そのうえで、アジア政党国際会議の宣言に党提案の中心点が盛り込まれ、「『ブロック政治』を回避し『競争より協力』を重視する」とする「外交ビジョン」が反映され、アジアの政党の総意として確認されたことを紹介しました。

 水俣病問題では、国会質問のたびに被害者の要望を聞いてきたことを紹介。「被害者の勇気ある行動が政治を動かしてきた。一人残らず救済するためにも不知火海沿岸住民の健康調査の実施が必要だ」と訴えました。

 党が100年続いた理由は、という会場の質問には「困難な時にも国民を裏切らず不屈の先進性で取り組んできたこと」や「誤りは曖昧にせず、自己改革を遂げてきたこと」などを挙げました。

 参加した同県芦北町黒岩地域の男性(72)は、「市田さんの話が聞けて最高でした。これからも困ったことがあれば相談したい」と話しました。


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