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2022年11月28日(月)

SNS 選挙活動の柱に

共産党北海道委員会 SNSチーム責任者・宣伝部長 岡田かずささん(手記)

青年・真ん中世代に党の魅力伝える必須ツールとして

 統一地方選挙に向けインターネット・SNSの活用・強化が呼びかけられています。その取り組みについて、日本共産党北海道委員会のSNSチーム責任者・宣伝部長の岡田かずささんから手記が寄せられました。紹介します。


写真

(写真)6人の道議予定候補の紹介動画公開を知らせるバナー 

学習会・講習会・実技援助…

 北海道には、地方議員・候補は約200人。来年の1月~6月までの地方選挙でたたかう議員・候補者は約150人です。

 コロナ禍前、道内では、ツイッターをやっている議員・候補者が少なく、SNSの仕組みがわからない議員・候補者も多くいました。各地区委員会も「SNSが選挙活動の柱の一つ」との認識に格差が大きく、「このままでは青年・真ん中世代に日本共産党の地方議員の姿が見えない」という危機感から、全道に対してのSNS対策の強化を始めました。

候補者むけに

 この3年、道SNSチームが先頭にたってSNS学習会を開催。参院選東京選挙区のたたかいを受け、「SNSを学びたい」という指導的同志が増えて、8月以降、5地区9カ所、3分の2以上の地区が行いました。「青年に党の魅力を伝えるうえでSNSの重要性がわかった」「ラインの活用を党内で広めたい」など、積極的な感想が出されています。

 候補者へのSNSの援助も強化。議員団での学習会、候補者むけのツイッター講習会も2回行いました。「誹謗(ひぼう)中傷などのコメントが怖い」「何を投稿したらいいのかわからない」などの声にこたえ、実際にアカウントのつくり方、求められている投稿の中身や時間帯、写真や動画の撮りかた、動画編集ソフトの使い方など、細かく援助しています。前回統一選のときは20人程度だった議員・候補者ツイッターは、40人以上に広がり投稿の頻度も高くなっています。

チーム結成へ

 「青年・真ん中世代の党員、読者、サポーターなど、予定候補を勝たせたいと思っている人に力を借りて、チームをつくりましょう」と呼びかけています。自宅でできる活動なので、働いている人でも力になってもらえます。実際に名前を出し合うと、次々に名前があがります。

 小樽地区では「丸山チーム」を結成し、丸山はるみ道議予定候補のSNS対策をたてています。函館地区でも真ん中世代を中心に体制を検討しており、本間かつみ道議予定候補の選挙事務所は、「選挙ボランティアにも来てもらえる事務所にしよう」と電車通りの繁華街で目立つ場所に借り準備しています。石狩地区の江別市では、選挙ボランティアが予定候補のSNSのお手伝いを積極的にしてくれています。

PV一斉公開

 道委員会は、予定候補押し出しの作戦として、「6人の道議予定候補のプロモーションビデオの一斉公開」を計画。予定候補の原稿も検討を重ね、「2分で予定候補の魅力がわかる」を目指しました。ツイッターをやっていなかった予定候補者もこの日に向けて開設し、11月11日に、各予定候補のツイッターから動画をいっせい公開することができました。

 インターネット上で予定候補者が検索されるように、「簡素で安いホームページの作成のあっせん」を道委員会で行いました。更新の心配をなくし、値段も業者と相談して安くしました。全道で21人が申し込み、12月中の完成を目指しています。

 今後、札幌市議(未製作の道議も)のプロモーションビデオの製作を予定。道議予定候補のSNSチームもつくり、本番に向けて援助を強めます。全道対象で、動画編集の講習会や、再び候補者のツイッター講習会もしていきたいと思っています。


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