しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年11月27日(日)

5人全員勝利で平和・いのち・暮らし最優先の市政へ

相模原 小池書記局長が演説

写真

(写真)激励にこたえる小池晃書記局長(左から3人目)と市議予定候補の5氏=26日、相模原市中央区

 日本共産党の小池晃書記局長は26日、神奈川県相模原市での演説会で、来年4月の統一地方選での躍進に向け「市議選では4議席から5議席獲得へ、相模原から共産党県議を送り、全員勝利で市政も県政も変えよう」と訴えました。

 小池氏は県議選をめぐり黒岩県政を支える「オール与党」体制を変えるために奮闘しようと訴えました。

 市政をめぐり小池氏は、自民、公明にも支えられる共産党以外の「オール与党」体制となり、公共施設の使用料値上げ、福祉施設の削減や廃止を狙う一方、相模原市に駅を設置しようとしているリニア中央新幹線は、5年後の開業のメドも全くないのに、関連事業の総事業費は539億円で、市の負担は330億円にも上ると批判。

 共産党市議団は市民の運動と力を合わせた粘り強い論戦で、今年7月から「高齢者補聴器購入費助成」を政令市で初めて開始し、学校体育館のエアコン整備を実現したことなどを紹介。「もっともっと市民の暮らしを支える仕事をさせてください。市政を変える決定的な力となる5人全員の勝利を」と呼びかけると、会場から大きな拍手が起こりました。

 国政について小池氏は、岸田文雄首相は辞任した山際大志郎前経済再生担当相、葉梨康弘前法相、寺田稔前総務相を直前までかばい続け、自らの責任を取っていないと批判。「山際氏、葉梨氏、寺田氏の辞任でスリーアウトチェンジ。秋葉賢也復興相の辞任になればゲームセットだ。岸田内閣は総辞職せよという願いを共産党に託してください」と力を込めました。

 小池氏は、岸田政権が進める社会保障削減を批判。介護保険では利用料負担を原則2割にし、要介護1、2の方への訪問、通所介護を保険給付から外そうとしているとし、「保険から外されれば介護認定を受けた人の65%が保険サービスを受けられなくなる。こんな政治は怒りの1票で変えよう」と訴えると、会場から「国家的詐欺だ」の声とともに共感の拍手が起こりました。

5市議予定候補訴え

 再選をめざす松永ちか子、羽生田がく、今宮ゆうきの現職3市議と、4年ぶりの返り咲きをめざす山下伸一郎市議予定候補、今期で勇退する田所健太郎議員のバトンタッチをめざす中村圭市議予定候補の5人が登壇。「全員の勝利で市議会の五つの常任委員会すべてに共産党の議員を送り、市民の願いを実現する市政へ」「『相模原で子育てしたい』『相模原で長生きしてよかった』と言われる町にしよう」などと訴えました。

 同市中央区の女性(42)は「学校教員の増員と、少人数学級の実現に期待している」と話しました。

 演説会後の入党懇談会で2人が入党しました。


pageup