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2022年11月26日(土)

2021年政治資金収支報告

日本共産党 財政も国民とともに

財務・業務委員会 岩井鐵也責任者が談話

政党助成金や企業・団体献金は受け取らず

 日本共産党の岩井鐵也財務・業務委員会責任者は25日、2021年政治資金収支報告書の公表にあたり次の談話を発表しました。


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 一、政党・政治団体の2021年政治資金収支報告書が公表されました。日本共産党中央委員会の収入総額は195億9054万円(前年比96・6%)、支出総額は195億9456万円(同98・5%)、繰越金は14億2815万円(同402万円減)でした。収支の概要は別表のとおりです。

 二、収入構成で明らかなとおり、日本共産党は、国民の血税を政党が分け取りする憲法違反の政党助成金も、カネの力で政治をゆがめる企業・団体献金も、いっさい受け取っていません。日本共産党は、党員が納める党費、「しんぶん赤旗」読者からの購読料、個人からの寄付など、党員と支持者、国民から寄せられる浄財のみですべての活動資金をまかなっています。

 また、収入の86・6%、支出の60・8%を機関紙誌等事業活動が占めています。このことは、日本共産党が「しんぶん赤旗」を中心に国民と深く結びついて活動していることの反映です。

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 三、2021年は、総選挙がたたかわれた年でした。

 日本共産党は、2020年から総選挙に備えて募金にとりくみ、同年の個人寄付は前年の1・4倍になりました。2021年も、ひきつづき日本共産党に支持・共感する幅広い方々から総選挙募金が寄せられ、年間の個人寄付は6億円を超えました。なお、2020年は亡くなった党員・支持者からの遺贈が多かったため、それと比べて2021年の寄付総額は前年より減りました。

 支出面では、総選挙がたたかわれたことから、2021年の選挙関係費が前年より大きく増えました。同時に、党本部全体で節約・支出改善に努力していることが反映しています。

 四、2021年総選挙は、市民と野党の共闘とその先頭にたつ日本共産党に対して激しい反共・反動の逆流が展開され、日本共産党は全力でこれに立ち向かいましたが、まき返しきれず、得票・議席の後退を喫した選挙でした。こうしたせめぎあいのなかで、残念ながら「しんぶん赤旗」読者数も後退を余儀なくされました。読者数が減れば、読者から寄せられる購読料収入も、新聞用紙・印刷代など発行諸経費も減ります。2021年の収入総額、支出総額がともに減っているのは、このことが一因となっています。

 五、日本共産党は、今年創立100周年を迎えました。全国津々浦々で党員が草の根で国民と結びつき、「しんぶん赤旗」読者と党組織の網の目を広げ、そのなかで自前の財政をつくってきたことも、日本共産党ならではの伝統の一つです。

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