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2022年11月26日(土)

青年の変化に働きかけ目標達成

民青全国大会はじまる

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(写真)開会した民青第46回全国大会=25日、東京都内

 日本民主青年同盟(民青)の第46回全国大会が25日、東京都内で始まりました。コロナ禍で3年ぶりに、全国の同盟員がリアルに参加しての開催です。同盟員の拡大目標1500人を達成したもとで、各地の同盟員が、運動を通じて仲間を迎えてきた豊かな経験を次つぎ報告。「草の根で運動を広げながら、さらに強く大きな民青をつくろう」とアピールしました。

 大会では同盟員拡大の到達がリアルタイムで報告され、1662人(25日時点)の仲間を新たに迎えました。

 中央委員会報告を行った西川龍平委員長は、1996年以来、26年ぶりとなる大会目標の達成だと報告し、全国の同盟員が奮闘したことで大会目標を達成することができたと強調。「この歴史的な快挙をともに喜びあいたい」と語ると大きな拍手に包まれるとともに、「全国大会が終了する最後の最後まで、新しい仲間を迎えきろう」と呼びかけました。

 西川氏は、民青が食料支援や青年の生活実態を聞き取る「生の声」運動などに踏み出し、青年の願いを実現するために力を尽くすなど「民青の役割を発揮してきました」と紹介。その上で、草の根から憲法を守り生かす「全国青年憲法運動」をさらに広げていこうと訴えました。

 今後1年の拡大目標として2000人を提起。「組織的前進を確固たるものとして、やがて数万人の同盟員に支えられる民青を展望しよう」と呼びかけました。

 最後に、来年は民青の前身である日本共産青年同盟(共青)創立から100周年を迎えると述べ、「共青100周年の始まりにふさわしい全国大会にしよう」と訴えました。

 討論では、各地の県委員長が拡大目標の達成を報告しました。新潟県委員長は、街頭での対話で、民青の活動に共感する青年に出会ってきたと話し、「仲間を迎える組織へ成長することができました」と語りました。

 大阪府委員長は、「青年の変化と民青の役割がかみあう」と発言。拡大に踏み出す同盟員が増えるなかで、10年ぶりに100人超を仲間に迎えたと述べました。


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