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2022年11月23日(水)

疑惑続出 任命責任重い

紙議員 首相自ら究明を

参院本会議

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(写真)質問する紙智子議員=22日、参院本会議

 日本共産党の紙智子議員は22日の参院本会議で、「政治とカネ」をめぐる疑惑で辞任した寺田稔総務相に続き、後任の松本剛明総務相にも疑惑があると指摘し、「政治資金を所管する総務相に、自らの政治資金疑惑が問われる者を任命した責任は重大だ」と岸田文雄首相を追及しました。

 紙氏は、松本総務相の資金管理団体「松本たけあき後援会」が開催した複数の政治資金パーティーで、会場の収容人数をはるかに超えるパーティー券を販売していたと「しんぶん赤旗」(22日付)が報じたことを示し、「参加予定がない者の支払いは寄付にあたる可能性があるが、政治資金収支報告書には寄付の記載がない」と追及しました。

 紙氏は、松本氏と同様の疑惑がある山際大志郎前経済再生担当相は告発され、横浜地検が受理したことをあげ、「総理の責任で究明すべきだ」と迫りました。岸田首相は「本人から適切に説明すべきものだ」としか答えませんでした。

 紙氏は「ひと月の間に3人の閣僚が相次いで辞任している。異常事態であり、首相の責任は重大だ」として岸田内閣の総辞職を求めました。


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