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2022年11月22日(火)

軍事費増で生活壊すな

総がかりが大集会呼びかけ

30日 東京・日比谷

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(写真)11月30日に日比谷野音で行う大集会に向けて記者会見を行う人たち=21日、参院議員会館

 総がかり行動実行委員会などは21日、参院議員会館で会見し、11月30日に東京・日比谷野外音楽堂で国民生活を無視して大軍拡や改憲に突き進もうとする岸田政権に抗議する大集会を開催すると発表しました。

 集会のタイトルは、「軍事費増やして生活壊すな!改憲反対!カルト癒着の政治をただせ11・30in日比谷野音」です。午後6時半から開始。政党の代表があいさつするほか、各分野で運動をすすめる市民がスピーチ。集会後には、国会請願デモを行います。

 会見では、菱山南帆子さんが司会を務め、総がかり行動実行委の藤本泰成共同代表、改憲問題対策法律家6団体連絡会の大江京子弁護士、憲法共同センターの岸本啓介共同代表、ピースボートの野平晋作共同代表がそれぞれ発言しました。

 藤本氏は、岸田政権の閣僚3人が相次いで辞任したことを受け、「安倍政治の8年の間に政治は何をしてもいいという空気が浸透していった結果だと思う。今の自民党は、日本を操舵(そうだ)する力を無くしている」と批判。「物価高に国民が苦しむ中で軍事費を2倍にすることは許されない」と訴えました。

 大江氏は、自民党が改定をめざす「安保3文書」の狙いは、「専守防衛を名実ともに投げ捨て、敵基地攻撃能力を持つことだ」と指摘。また、「国民は物価高で大学も医療もあきらめざるをえない」として「声をあげていきたい」と語りました。


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