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2022年11月21日(月)

多様性受けとめる社会へ

ピンクドット沖縄10回目

国際通りをパレード

写真

(写真)「すべての人が自分らしく生きやすい社会を」と国際通りをパレードする人たち=20日、那覇市

 LGBTQなど性的少数者への理解を深め、「すべての人が自分らしく生きやすい社会を」と、ピンク色の衣服やアクセサリーを身につけて集まり思いを共有するイベント「ピンクドット沖縄」が20日、那覇市で開かれました。

 ピンクドット沖縄は2013年から始まり、今年で10回目。音楽ライブのほか、「アライ(多様な性のあり方を理解し、支援する人)に聞いてみよう」をテーマにトークセッションが行われました。

 性的少数者の友人がいるアライは「職場や学校で自分が性的少数者だと言えずにもやもやしている人がいる。特に職場ではいいづらい環境があるので、みなさんが耳を傾けて接してほしい」と呼びかけました。司会を務めた女装パフォーマーでライターのブルボンヌさんは「(自分は性的少数者だと)言える人が増え、それを受けとめてくれる人が増えれば素敵な人間関係が広がっていくのではないか」と述べました。

 ピンクドット沖縄で初めてのパレードも行われ、300人以上の参加者が虹色の旗を振りながら笑顔で国際通りを歩きました。

 ピンクドット沖縄の高倉直久代表理事は「沖縄県自体が性の多様性への理解を促進させているので県の後押しも受けながら、より生きやすい世の中になるため企業へも声かけをしていきたい」と抱負を述べ、同性婚を認める法整備について「超党派で尽力してほしい」と語りました。


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