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2022年11月20日(日)

軍事優先政治変えよう

総がかり実行委 国会前で1100人行動

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(写真)「武力で平和はつくれない」とアピールする人たち=19日、東京都千代田区

 総がかり行動実行委員会などは19日、改憲や大軍拡をねらう岸田政権に対する抗議行動を衆院第2議員会館前で取り組みました。1100人(主催者発表)が参加。「武力で平和はつくれない」などが書かれたプラカードを手にアピールし、急激な物価高騰などで苦しむ国民生活よりも軍事を優先する政治を変えようと訴えました。

 主催者を代表して、戦争をさせない1000人委員会の勝島一博さんがあいさつしました。自民党と統一協会との関係が次つぎと明らかになるもとで、「引き続き、徹底追及が必要です」と強調。改憲勢力の動きも活発になっていると語り、「私たちも、正念場のたたかいを迎えている決意を固めあいましょう」と呼びかけました。

 市民のスピーチとして、3氏が発言しました。

 弁護士の大山勇一さん(改憲問題対策法律家6団体連絡会)は、岸田政権が狙う「国家安全保障戦略」など「安保3文書」改定の危険性を告発。「専守防衛をかなぐり捨てるなど、実質的に憲法9条を変えてしまうものです。絶対に許されません」と訴えました。

 日本共産党、立憲民主党、社民党の代表があいさつし、参院会派「沖縄の風」のメッセージが紹介されました。共産党の塩川鉄也衆院議員は、岸田政権による軍事優先の国家づくりは許されないと指摘し、「9条を生かした平和外交を求める声を広げ、世論と運動で改憲勢力を包囲していこう」と述べました。


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