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2022年11月20日(日)

大阪 はたらく女性の中央集会開幕

ジェンダー平等実現で生き生き働ける社会へ

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(写真)ジェンダー平等の実現を―。横断幕を掲げる集会参加者=19日、大阪市中央区

 「いのち・くらし・平和まもる女性の共同でジェンダー平等の実現を」―。第67回はたらく女性の中央集会(同実行委員会主催)が19日、大阪市内で開幕しました。初日の全体会にはオンラインも含め約500人が参加しました。

 主催者あいさつした舟橋初恵実行委員長(全労連女性部長)は、コロナや災害が襲ったときに女性の自殺者が増えるような社会を変えていこうと訴え。平和の問題で「核兵器禁止条約を発効させた国際世論と連帯し、武力で平和は守れないと声をあげていこう」と呼びかけました。

 「平和とジェンダー正義を求めて」と題して記念講演した清末愛砂・室蘭工業大学大学院教授は、「両性の本質的平等」と「個人の尊厳」をうたう憲法24条を多角的に学ぶ必要性を訴え、「家父長制を排して、家族内を権威主義や暴力、支配に依拠しない場にすることが、社会の平和をつくる」と語りました。

 たたかいの交流では、「大阪高裁で理不尽なコロナ禍でのパート雇い止めとたたかっている」(コード争議原告)、「無期転換を求める訴訟で12月に結審を迎える。ぜひ支援を」(KLMオランダ航空原告)などの訴えがありました。

 参加者は、日本、アメリカ、ロシアの各国政府に対し、軍事対軍事の悪循環に陥らないことなどを求める決議と「大会アピール」を採択。終了後、天満橋駅前で「格差と貧困をなくし、生き生き働ける社会を実現しよう」などの横断幕を掲げ宣伝しました。


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