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2022年11月17日(木)

寺田総務相は辞任を

紙氏が領収書偽造疑惑を追及

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(写真)質問する紙智子議員=14日、参院行監委

 日本共産党の紙智子議員は14日の参院行政監視委員会で、寺田稔総務相が関与を否定する後援会の領収書で寺田事務所が宛名を「寺田稔」と追記していた偽造疑惑をただし、「寺田稔議員のための政治資金の使い方そのものだ」と迫りました。

 寺田氏は、自身の関係政治団体「寺田稔竹原後援会」の領収書の宛名の筆跡が酷似している問題について日本共産党の山下芳生議員に問われ、「支払いを受けた者(お店側)の合意があれば、そうした行為(政治団体側が追記する行為)も正当な領収書として許される」(9日、参院倫理選挙特別委員会)と答弁しています。

 紙氏は、「政治資金監査に関するQ&A」(総務省)の「領収書等は宛名についても発行者において記載すべきであることから、発行者から追記の要請がある場合を除き、国会議員関係政治団体側で追記することは適当ではない」とする記述を挙げ、追記すること自体が適当ではないと強調。寺田総務相は「追記についても要請がある場合については正当に認められている」と強弁しました。

 紙氏は「政治とカネをめぐる疑惑が後をたたない。政治資金や選挙制度に厳しく対応すべき所管大臣としての資格はない」と辞任を求めました。


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