しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年11月15日(火)

共産市議 支援団発足

奈良・香芝 “生活保護に同行 正当”

 奈良県香芝(かしば)市で市民に開かれた議会をめざす青木恒子(香芝市議)支援団が12日、発足し学習決起集会が開かれました。63人が参加しました。

 生活保護問題対策全国会議の尾藤廣喜弁護士が講演し、北九州市や亀岡市(京都府)、札幌市で生活保護申請を拒む実例を紹介。憲法25条による生存権保障の無視が横行していると批判しました。尾藤氏は行政手続法に基づき生保申請を受理しないことは認められないと述べ、申請に地方議員が同行することは、「弱い立場の市民の正当な権利実現のための援助をなすことだ」と強調しました。

 古川雅朗弁護士は、7日に「出席停止及び陳謝処分」の仮の差し止め請求を奈良地裁に提出したと述べ、本裁判の第1回口頭弁論(24日)の傍聴を呼びかけました。

 青木市議(日本共産党)は、裁判報道がされ、全国から500通の抗議文が市議会に届いたと紹介。「市議会の運営の正常化、議員の窓口同行が違法であるかのような暴論は許せない」と話し、支援を呼びかけました。

 青木氏は昨年12月、議員の窓口同行禁止を趣旨とする議長の発言に疑義を呈したことが誹謗(ひぼう)中傷などにあたるとして懲罰に。陳謝文の朗読を拒否し続けていますが、懲罰動議が繰り返されており、裁判に訴えています。


pageup